ドイツ・環境・自然

環境の国って言われるドイツだけど、色々とジレンマがあるみたい。環境・自然を中心に日常の事書いています。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

脱石炭と石炭委員会

ディーゼル車乗り入れ禁止がハンブルクで試行され、シュトゥットガルト、アーヘン、フランクフルト、ベルリン、マインツと次々にディーゼル車の乗り入れ禁止が広がっている。事の発端はディーゼル車からの排出ガスに含まれる窒素化合物の濃度が基準値を長年…

子供の中皮腫の話

イギリスの9月のニュースで14歳の少女が中皮腫を病んでいるという記事を読んだ。 通常、中皮腫の主な発生場所は胸膜で、その原因の一つにアスベスト繊維がある。これが肺組織に刺さる事が疾病の原因だと言われている。なお発病するまでに長い歳月がかかり、…

ベルギー・アスベストの話 その2

アスベストがベルギーで禁止になったのは1998年で、イギリスと同年である。 さて私が頻繁に訪問するインターネットのホームページではアスベスト関連の各国ニュースが英語で簡潔に紹介されている。このサイトで世界中のアスベスト関連の動きを垣間見る事…

脱石炭への光、ハムバッハの森の伐採の差し止め

ここしばらくメディアを騒がしているハムバッハの森 (Hambacher Forst)。 本日ノルトラインヴェストファーレン州(NRW州)の高等行政裁判所はRWE社に対し、森の伐採の差し止めを言い渡した。この背景にはドイツの環境団体BUND(ド…

ベルギー・アスベストの話

お仕事関連でアスベストのお話。 アスベストがベルギーで禁止になったのは1998年で、イギリスの規制と同年だったと記憶している。 ベルギーでの禁止が遅かったのはやはり当時の大企業といえるエタニット社がベルギーにもあり、また経営者の1名がベルギー…