ドイツ・環境・自然

環境の国って言われるドイツだけど、色々とジレンマがあるみたい。環境・自然を中心に日常の事書いています。

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ドイツ・環境・「イタリア・エタニット社の話」

Casale Monferrato カザーレ・モンフェッラートはイタリア北部、トリノ郊外に位置する街である。 街中には多くの古い建物が残されており、なかなか見ごたえがある。周辺には田園が広がり、またイタリアきってのワイン産地として有名である。 しかしこの町の…

ドイツ・環境・自然とビールを愛するドイツ人

Natur & Bier (ナチュゥアー&ビァ)自然とビールを愛するドイツ人。 多くの企業がCSRとし環境問題への取り組んでいる、今日。その中でクロンバッハ社の環境プロジェクトを紹介したい。 クロンバッハ社はケルンから東に200キロほど行った、のどかな田舎…

ドイツ・環境・イタリアの話

Italyのお話。 現在はテレコム・イタリアの傘下に入りイタリアを代表するシステムソリューション事業を運営しているオリベッティ社。歴史も長い。 このオリベッティ社の工場従業員約20名が2008年から2013年次々に中皮腫で死亡した。 これは70年…

ドイツ・環境・ゴミの不適正処理の話

Wein(ワイン)畑に囲まれたシュトゥットガルト。市内から約12km程に北にルートヴィヒスブルクと言う街がある。。ヨーロッパ最大規模のバロック宮殿 ルートヴィヒスブルク城が佇む。その庭園の一角にはメルヘンの庭があり、グリム童話の世界が再現されている…

ドイツ・環境・核のゴミの話

Atommüll(核のゴミ)の最終処分場についての報告書が廃棄物最終処分地検討委員会より先日7月5日ドイツ連邦政府に提出された。 ドイツは脱原発撤廃を掲げているが、原発からの廃棄物の処理が今後大きな課題となる。この課題に取る組むべき、2013年7月…

ドイツ・環境・アスベストの話

環境の国ドイツ。 今日のジレンマはアスベスト。 子供の頃に石綿除去で学校が休校になった事を思い出した。 そう、この石の綿がアスベストである。天然に産する繊維状の鉱物で髪の毛の5000分の1の細さだと言われる。この繊維の問題点は空気と一緒に吸い…

ペータースベルク気候対話VII

Berlin(ベルリン)で気候変動に関する非公式閣僚級会合ペータースベルク気候対話VIIが本日7月4日より2日間行なわれる。主催はドイツ及び今回はモロッコでドイツ・ヘンドリクス環境・自然保護・建設・原子炉安全大臣、及びモロッコのメズアール外務大臣の…

ドイツのジレンマ・グリホサートの話

Bio(ビオ)農作物や有機農法の人気が高いドイツ。しかしそれとは裏腹にビール14銘柄に除草剤の主成分であるグリホサートの痕跡が見つかったとの報道が2月にあった。 このグリホサートは除草剤ラウンドアップの主成分で遺伝子組み換え作物で有名なアメリカの…